Design Concept
暮らしを愉しむリズム
- ○シンプルにデザインする
奇をてらわないシンプルなデザインは、時代を超える究極のオシャレ - ○光と風をデザインする
自然エネルギーを最大限に活用し、快適性に欠かせない光や風を採り入れる - ○健康をデザインする
エアサイクル工法は断熱と通気を両立させ、年中快適(ヒートバリアフリー)で人建物も長寿命 - ○暮らしをデザインする
家族が関わり合いながら、家で過ごす時間を愉しむライフスタイル。休日が待ち遠しくなる家 - ○建物の可変性をデザインする
子供の成長や家族構成の、ライフステージに合わせて家族と共に成長できる家
木―L i m a 設計者
建築家 岸 未希亜氏
PROFILE
早稲田大学理工学部建築学科卒業。早稲田大学大学院修士課修了。
木造建築の大家である吉田桂二先生に師事し、同氏が主宰する「吉田桂二の木造建築学校」
では講師を務める、全国から集まる「プロ」の生徒に住宅設計を手ほどきしてきた経歴を持つ。
2009年に神奈エコハウス株式会社に入社。現在、同社取締役。
同社の関連法人であるアースデザインオフィスを主宰し、建築家としても活躍中である。
自然エネルギー活用住宅の仕組み
1.全体システム図
夏は屋根裏と床下の換気口(エアオープナー)を開け放ち、壁体内や屋根裏ねっきを排出します。
2.基礎
換気口(エアオープナー)を開き床下の風通しをよくし、木の腐れやシロアリを防ぎます。
3.1Fから2Fまでの壁
ダイヤモンドカットした専用部材(断熱材)がスムーズな空気のながれを生み出します。
4.2Fから天井までの壁
壁の中まで風通しを配慮しており構造体にこもった熱気の排出効果と木材から動く空気に触れることで、木材の耐久性を維持します。
5.屋根
輻射熱反射効果が抜群のアルミシートにより屋根裏温度の上昇を防ぎます。
6.換気ボックス
換気口(エアオープナー)を開きこもった熱は煙突効果により外部へ排出します。
1.全体システム
冬は屋根裏と床下の換気口(エアオープナー)を閉めて冷気の侵入を防ぎます。日当たりのよい部位で蒸れた熱が日の当たらない部位へ移動することで、建物全体を温めます。
2.基礎
冬は屋根裏と床下の換気口(エアオープナー)を閉めて冷気の侵入を防ぎます。日当たりのよい部位で蒸れた熱が日の当たらない部位へ移動することで、建物全体を温めます。
3.1Fから2Fまでの壁
換気口(エアオープナー)を閉じて外気を遮断します。床下を適温に維持し、地熱を効率よく利用します。ダイヤモンドカットした専用部材(断熱材)がスムーズな流れを生み出します。
4.2Fから天井までの壁
太陽で温められた空気は上昇して、日が当たらない部位に暖気が移動します。木材が動く空気に触れることで、木材の耐久を維持します。
5.屋根
屋根の通気効果は、屋根下地の腐食抑制にもつながります。
6.換気ボックス
換気口(エアオープナー)を閉じて、ヒートロスを防ぎます。